プロジェクトマネジメントの資格として有名なところで、PMP(PMI) と プロジェクトマネージャ(IPA)があります。どちらを取得したら良いですかと質問を受けたので、個人の主観として整理してみました。
PMPは世界的な資格ですが、維持も含めて費用がかかります。
試験の難易度だけでいうと、IPAのプロジェクトマネージャの方が難しいと思います。
PMP(PMI) | プロジェクトマネージャ(IPA) | |
---|---|---|
試験費用 | 高い(米ドル建て) | 安い |
受験機会 | 基本いつでも 試験会場の空き状況次第 自宅での受験も可能 | 年1回 |
受験資格 | 経験年数と業務経験レポートの事前提出が必要(英語) 試験前の学習が必要 | 事前の審査はない |
試験内容 | PCでの受験。基本は4択式の選択 選択肢が多いものや複数選択など例外もある | 選択式・記述式・論述 がある |
試験難易度 | 試験の対策学習をすれば、難易度はそれほど高くない | 試験対策は必要 それに加えて一定のPMとしての業務経験と考えを持っていないと合格できない |
試験に向けての学習 | 対策講座を受講するのが良い 受験資格として事前学習をする認定もも必要 対策本でも学習は可能 | 知識系は対策本で試験の範囲をカバー 確かな業務経験と実力があれば論述はできる |
通用範囲 | 世界で認知されている資格 だそう プロジェクトにより資格保有者がいることが受注条件となったりする | 日本国内では認知されている資格 プロジェクトにより資格保有者がいることが受注条件となったりする |
資格の維持 | 一定期間での講座の受講などで得られるポイントを確保していく必要がある | 特にない |
資格と仕事のできるできないは直結しない部分はあると思いますが、両方取ればよいのかもしれません。
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